昨日のアウトバックのBGM、まだ良い曲流れてたよ。
何だろう、この曲の「安心感」は。
80年代のニューウェイヴ期に
頭角を現した
テクノポップの大物ユニット2組が
奇跡のコラボ!
ソフト・セルに至っては
これも20年ぶりに
今年の5月アルバムを発表する。
とにかく
80年代からの洋楽を聴く者にとっては、
この曲は最高の贈り物だ。
この原曲は
1965年のグロリアジョーンズが、原曲とは知らなんだ。
さらにグロリアジョーンズはマークボランの恋人だとは!
自動車事故の時運転してたのがグロリアジョーンズ。
自分のなかで80sのアイコンみたいな曲の一つ
実はカバーで、元の曲はGloria Jonesが1965年に出したシングル(あんまり売れなかった)の、しかも、B面!
俺のB面みたいな人生も、20年後くらいに急に売れっ子になるかもしれない
奇妙だけど美しい、別れの歌。
深い愛情の行き着く先に「愛憎入り交じる」ってあるけど、この主人公はまさにそんな想いを抱いた相手と別れることを決意する。
でも、どうやって終わりにしたらいいのか分からない。
そして、未練を断ち切るようにこんな提案をする。
「僕たちは今会ったばかりの他人同士ね、いいかい?
ただ微笑んで「こんにちは」って言おう
「こんにちは」って言って、さよならって手を振ろう」
主に、裏庭の隅に咲く花のような妖しい世界を歌うグループだけれど、B面のラストにこんな美しい曲を持ってくるのは、意味深でもあり、つくづく凄いと思う。
週末ですね。お家で、のんびりすごすなら。こんな曲でも、いかが。