アルゼンチンの才人トリオ、Aca Seca Trioの09年作。付属のDVDで3人のとんでもなく美しいアカペラを聴ける通り、歌やコーラスも上手ければ、ポストロックのような幾何学的アンサンブルまでできてしまうハイセンスな方々。
この表題曲では悠久の川の流れを思わせる演奏と、優しく川辺に寄せるコーラスの波がじんわりと感動をもたらします。
アルゼンチンネオフォルクローレシーンを牽引するグループ Aca Seca Trioのピアニスト Andres Beeuwsaertが、2012年にリリースしたソロアルバムより。
同国のフルート奏者 Juan Pablo Di Leoneを迎えた本曲は、サンパウロのフルート奏者Lea Freireが作曲した作品。
軽快な走り出しに始まり、徐々に気品ある奥行きと高揚を描いた一曲。
フォルクローレやクラシックを柔軟に取り入れ、洗練された演奏で曲の表現を大きく広げた瑞々しいネオフォルクローレ。
南米ものは誰がオリジナルか探すの結構大変。
これももしかしたら作曲だけで提供したのかもしれないです。