アルゼンチンの才人トリオ、Aca Seca Trioの09年作。付属のDVDで3人のとんでもなく美しいアカペラを聴ける通り、歌やコーラスも上手ければ、ポストロックのような幾何学的アンサンブルまでできてしまうハイセンスな方々。
この表題曲では悠久の川の流れを思わせる演奏と、優しく川辺に寄せるコーラスの波がじんわりと感動をもたらします。
これで一旦終了。邦楽へ移行します。
アルゼンチンネオフォルクローレシーン最高峰のAca Seca Trioが、2003年にリリースしたアルバムより。
力強い3人のアカペラを軸に、ゆったりとリズムを取ったパーカッションのみのシンプルな構成。
美しく時に雄々しい歌声のハーモニーが、雄大なアルゼンチンの大地を思わせる一曲。
このグループは全員ソロで活動もしており、さらにアルゼンチンの音楽大学の講師もいたりとレベルも高く洗練された3人。
ちなみに私はメンバーのAndrés Beeuwsaertが一番好きなピアニスト。