声が好きなんです2
声が好きなんです
母の日なので、
母親との深夜ドライブでよく流す曲を紹介します
映画のエンドロールのよう
沁みる
いたずらジャーニーを見た流れでこのアルバムを聞きながら、ライフの安いウインナーをボイルしてケチャップとからし多めで食べながらアサヒのマルエフを飲んでいる。
嫁と子供が早く寝たのでこんな夜にした。
そして、この前に行った21世紀美術館に置かれてた『君がいない夜のごはん』という穂村弘という歌人のエッセイ集を読むのです。
大人になったもんだな。
すんごく歌いたくなるのにカラオケにない…いつまで経ってもない…ジョイサウンドさえ無い…なんでや!奇妙礼太郎ラインナップを増やしてください泣
カバーが元曲より良いことは少ないのだけれど、これは軽々と超えてきていると思う。
奇妙礼太郎が歌う方が胸に迫るのは何故だろう。
彼には忘れられない恋愛の経験があるのかもしれない。
その、もうどこへもいけない、どこにもいかない思いがこの曲を媒介にして出てくるのかもしれない。
或いは、そう、彼はいわゆる憑依系の俳優のように歌詞で化けるボーカリストなのかもしれない。
両方なのかもしれない。
いろんな「かもしれない」が恋のように音になり、最後には空気に溶けていく。
その余韻まで美しい。