DMBQの1999年作。全4曲とコンパクトな作りだけど、とてもそうは思えない疲労感を伴う重量級アルバムだ。
1〜3曲目は4分前後でスピーディに爆走するガレージ・サイケロックを次々と撃ち込むが、この4曲目で変貌。
20分近い大作で、ドロドロに視界が歪むような濃密サイケを延々と展開。
ジャケットのアートワークそのままの極彩色のDMBQ節が剥き出しになった強烈なグルーヴにクラクラする。
トリップするような呪術的な螺旋状のベースライン、重たく鼓膜に響くドラムの唸り声、ドラッギーに徘徊するギターの軋み、そして予測不能な増子伸二のボーカル。
圧倒的なサイケの渦に陶酔する弩級のロックナンバー。