私が小さい頃文化関連のニュースでOxygèneがX年周年という内容で「これは特殊で面白いぞ」と親に教えてもらった記憶がある。
そのほぼすぐ後にインターネットで見つけて聴いてみた。
しかし幼い私はまだこれの偉大な凄さが何かを察することは出来なかった。
それから数年後、私は変なヒトになりこれの良さが凄くわかった。
知る人ぞ知る、「ロシアの狼」「千のサブミッションを持つ男」と呼ばれたリングス・ロシアの総合格闘家、ヴォルク・ハンの入場テーマ曲として使われていた。
元々Jean-Michel Jarreの曲はそれなりに聴いていたんだけど、まさかこの曲を使うとはマニアックな仕掛け人がいるもんだと思った。笑
シンセサイザーのサウンドとスペイシーな世界観というのは相性がいい。
そう言えば、昔、評論家の渋谷陽一氏(現ロッキング・オン・グループ社長)が、ラジオで海外レポートの人に「Jean-Michel Jarreってつまらないよねえ」っていきなりぬかしたので、それ以来嫌いになったという思い出がある。笑