「左」「右」はいつ生まれたか
「実は、この言葉の起源は、フランス革命にまで遡ります。一八世紀末、それまでの絶対王政を倒して国民主権の国家を成立させた市民革命ですね。その革命開始後に開かれた国民議会で、議長から見て左側に座っていたのが急進的な革命派、それに対して右側に座っていたのがいわゆる守旧派、旧体制を擁護する立場を取る人たちでした。これが、やがてそれぞれ「左派」「右派」と呼ばれるようになっていくのです。」
中島 岳志 - 自分ごとの政治学 学びのきほん (NHK出版)
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最初の流れるようなギターで掴まれる。
深めなギターの音と静寂な雰囲気がたまらん。
スロウコアというジャンルもこのバンドも知らなかったが、非常にドンピシャで刺さる音。この音楽性で月間リスナー470万人(Yo La Tengoの4倍!)という影響力の大きさに驚くが、それもそのはず、この完璧な未完成具合は数多のインディバンドが挑んで掴めなかったものではないだろうか。虚空に鳴るギターの儚さよ。後れ馳せながらほかの作品も聴きます。
この曲を聴いていると。
ひたすら爆音でドライブした日々を思い出す。
同じ道を何周も走ったり。
目的地の無いドライブ。
まるで道路の向こう側が霧で見えないような。
穏やかなギターベース、ドラムの音の流れ。こういうのが今1番心地よく入ってくる気分です。