誰かの考えてることがまるで分からない時はよくこういう気持ちになります。作業依頼何も見てない男とか、どう見てもクソ野郎と付き合って延々愚痴を言ってる女とか、このまま行ったら確実に炎上デスマが確定してるのにヘラヘラしてる男とか、ちょっと甘い言葉をかけておけば何しても良いと思ってる女とか、喫煙所で大声で彼女と首輪付けてセックスしたって語ってる男とか、自分の子供を自分の分身だと思ってる女とか。
どういう精神構造してるんだ。
#OPUSOFTHEYEAR2005
Vashti Bunyan『Lookaftering』
「ブリティッシュフォークの伝説の歌姫」と紹介されるヴァシュティ・バニアン。
1stアルバムが1970年リリースで、35年もの年月を経て2ndアルバムの本作がリリースされた。
このお伽話に紛れ込んだかのような世界観。
そのまま深く眠りにつきそうだ。
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ローリングストーンズのメンバーに見出され、1970年にリリースされたVashti Bunyanの「Just Another Diamond Day 」。
牧歌的で長閑なフォークソングが13曲ほど収録されている。ヨーロッパの農場の日常を聞いているだけで体現できるような音像。正直、ミックとキースが本気でプロデュースしたらジョニミッチェルにもなれたんじゃないかと思うが、ミックとキースがそんなことするわけない。知っています。
このアルバムを通して見えるのは、ヨーロッパの農場の日常である。
深き夜には包み込むような優しい声で。
YouTubeでこのアルバムのジャケットが目に入りおもわず聴いた曲。
"ヴァシュティ・バニアン"はイギリスのシンガーソングライター。
60年代後半に"ボブ・ディラン"に衝撃を受けたことでミュージシャンになったそうだ。
だが、すぐ芽が出ることは無く、芽が出たのは90年代後半になってから。
それは思わぬところで。
表舞台に立てたきっかけはインターネット。
時代だな…
https://www.youtube.com/watch?v=-NTckphBy00
#folk #pop
いまにも事切れそうなヴォーカルが頗る魅力的なヴァシュティ・バニヤンのとてつもなくオシャレな曲だ。できれば曇った日に聴きたい。
彼女ならではのヨーロピアンな情景が浮かび上がる一度聴いたら忘れられないギターの幽玄なる旋律が正しく魅惑蠱惑…。いわゆるネオアコの先駆けとして聴いてもオッケーな感じがする。
アシッド・フォークか、ポップか、将又ネオアコか。
その辺の草分け不可能な多彩な音楽表現が、極めて現代風。「これって最近の曲ですか?」と勘違いされそうな気すら漂うサウンドの先鋭性は凄いの一言。
娘さんのウィン・ルイスが手がける、アートワークが本当にすきです。
日本での個展を切望...
Nick Drakeからイギリスのフォークシンガーに興味を持って、関連サイトを見て回ってた時にあちこちで薦められていて知った人。
1970年に1stをリリース後、長きにわたり音楽の世界から姿を消したSSW、Vashti Bunyanが〈 Fat Cat Records 〉より2014年にリリースしたアルバムより。
最後の作品と自らが称したこのアルバムは、スコットランドに拠点を移し、牧畜に励みながら制作された一曲。
静かに紡がれるアルペジオと、透き通ったヴィスパーヴォイスのハーモニー。
ささやかにそっと歌われた、オーガニックなフォークソング。