ジャズ・シンガー笠井貴美子の1975年NY録音作。
Teo Maceroがプロデュースし、Stan GetzやCornell Dupree、Lee Konitzなど名だたるミュージシャンがサポートした大名盤。
次作『TOKYO SPECIAL』はシティポップに接近した傑作だけど、本作は本格的なジャズ、フュージョンを追求。
日本人シンガーとは思えぬ崇高なボーカルが天上から降り注ぐ。
ジャズ・スタンダード「枯葉」のカバーも極上だけど、ぼくの趣向にはこの曲がマッチする。
言わずと知れたBill Withersの名曲カバー。
ドープなファンクネスが堪らないグルーヴに妖艶な歌声がマッチした名演。
笠井 紀美子
- #日本フリージャズレコード図説 Various Artists『Trio by Trio +1』(1978)
- ジャズシンガー笠井紀美子が作り上げたシティポップ名盤。1977年。 開幕を告げる本曲は山下達郎作曲のグルーヴィなジャズファンク傑作。 フュージョン界の大御所 鈴木宏昌を編曲に迎え、ジャズとポップスのクロスオーバーが果たされた重要な作品だ。 トップを飾る華やかなトランペットは日野皓正。 クールに制御されたドラム&ベース、ファンキーなギターが印象的なイントロから笠井のコケティッシュな歌がスッと入ってくる冒頭30秒の時点で完璧。 笠井のボーカルはジャズの芳香を漂わせるが、ソウルフルな楽曲に染まっていて、その表現力の巧みさに舌を巻く。 後に山下達郎はセルフカバーするが、それも当然ながら大名曲。
- #シティポップの基本がこの100枚でわかる! 笠井紀美子『トーキョー・スペシャル』(1977) すごく時代感じて素敵! このバックコーラスがそう感じさせるのかな? 1970年代を駆け抜けたR&Bシンガーの笠井紀美子。 今は現役を引退し、アメリカ在住で自身の宝飾ブランドのデザイナーも務める。