エルレも好きだけど細美さんで1番好きなアルバム。ハイエイタスはアルバムごとにカラーが違ってレディヘみたい。展開もあって深く落ちていくような曲が多く好きなアルバム。
ああ、もう14年も経ってしまったのか、と思う。あの頃、俺は新入社員で、仲の良い同期がいて、学生の頃ゼミが一緒だった女の子と付き合っていて、文句ばかり垂れながらも、毎日が楽しかったなぁ、としみじみしてしまう。
このバンドで歌う細美さんだけ
まだ見たことないからいつか観てみたい。
音楽をやりたいと思う人を尊敬するのは
膨大な曲を生み出し続けているところが
1番大きいかも
言葉や音をアウトプットし続ける難しさを
最近すごく感じるからかな
ハイエイタスの楽曲で「夜」をテーマにnoteを書いた。スキな3曲を語るお題に合わせ、エッセイを添えて。構成上、メインの3曲には入れなかったけれど、記事を書くあいだ一番聴いていたのが「Radio」だった。
I’ve been walking in the rain
Standing in the pain
細美武士という人は、多くの傷を負いながらも生命の美しさを諦めないような強さがあって、だから私は彼の音楽をずっと聴き続けているんだと思う。
プレイリストも作りました。よかったら読んでやってください。
https://note.com/mica_edit/n/n5bbe480839af
エルレ解散後、おそるおそる聴いたソロプロジェクト一発目。イントロで呼吸困難なる。どこか泣くのを堪えているみたいなボーカルが自身をゴーストと呼ぶ儚さと相まって、苦しかった。ずっと忘れない。
ハイエイタスは詩的な表現が美しい。どんどん洗練されて独自性を築いていくアレンジは少し凡人には敷居が高いところもあるのだけれど、ファーストから10年、6枚目のアルバムでこの楽曲に出会えて嬉しかった。日々の中に潜む後悔を優しく包むようなボーカルが心地良くて、落ち込んでるわけじゃないけど何となく一人だなぁってときに聴きたくなる。
1st EPの表題曲。
ストリングスによるドラマチックなイントロ
目覚めるように静かに始まるAメロ
荒廃的な音作りのギターにシャウトをのせるサビ
特殊な曲構成ながらも流れがきちんと構成されている。また、その特殊な構成故にサビが2回に抑えられていることでしつこさがない。
サビで見事にシャウトするボーカルだけでなく、表情豊かで細やかなドラムも注目が集まること必至だろう。
眠れない夜に聴きたくなって、さらに眠れなくなる一曲。
当時まだ新木場Studio Coastだった頃にこのアルバムのツアーライブが行われた。
ELLEGARDENのVo.細美武士が好きだった友人に誘われて、地方から参戦。友人は自分がこのアルバムを購入せずレンタルで済ませたことに喝を入れてきたのが懐かしい。
まだ1stしか発売されておらず開演時間は短かったが、なぜあのとき購入しなかったのか悔やまれた。
それから数年後、ACIDMAN主催のSAIフェスで久々にお目にかかり、1stの曲を演奏してくれたときは周りの客が引くぐらい一人で盛り上がった。
いつかライブハウスでもアリーナーでもいいから
この曲を皆と大合唱して報われたい。
「こんなものは求めていない」
このバンドの評を綴ったものでこんな言葉が散見された気がする。
「ELLEGARDENの細美武士」の幻影を思い入れがあるリスナーは追いすぎてるのではないだろうか、昔も今もそう思う。
そんな私だがこの曲はELLEGARDENを強く思い起こさせる曲だと感じた。
2019年秋のこと。久々にthe HIATUSのライブを観れた。高松festhalleというライブハウス。
細美さんがアンコール後のMCで、いつか子供ができたら並んで魚釣りをしたい。でっかいゴールデンレトリバーを飼って、海辺のトレーラーハウスでチンしたピザを食べながら夕日がきらきら光るのをぼーっと眺めんの。
その光をさ、英語でShimmerって言うみたいですよ。
と言って始まったのがこの曲。大好きだった曲とエピソードが繋がった瞬間鳥肌が立った。じわ〜っと広がるほくほくした気持ちが終演後もずーっと持続した。
そのMCの2ヶ月くらい後にご結婚の発表があった。
魚釣り実現するといいなぁ。
社会人3年目ぐらいの時に幼なじみの友人と岡山からZepp大阪まで高速バスに乗って初めてthe HIATUSのライブに行った。
この曲を聴くと、楽しくて移動中も途切れることなくずっと喋り続けていたり、真冬なのにGパンにこのジャケットがプリントされたライブTシャツだけ着た男2人「さみ〜!(寒い)」と言いながら開場前の列に並んだりした記憶や、あの日ライブハウスいっぱいに満たされていた多幸感が蘇ってくる。
自分の結婚式でまだ誰もいない披露宴会場にゲストが入ってきた時、一発目に聴こえる曲としてこれを入れた。友人がビールをつぎながら「選曲サイコーだな!」と言ってくれて、本当に幸せな日だなと思った。
細美さんにしては珍しいド直球の恋愛関係ソング。
(heとかsheとかは言ってない)