アブストラクトな独自の活動を続ける才媛が2006年にStones Throwからリリースしたファーストフル。
作詞作曲とボーカル、トラックメイクまで自身で行う極めて作家性の高い人で、ソウル、R&B、フリージャズをヒップホップ、エレクトロなど現代的な手法でコラージュした奇妙な音楽。
溢れ出る創造性をシュリンクすることなく提示した21曲47分には断片的に矢継ぎ早に楽曲が展開。禁欲的でカオティックなトラック群は虚ろな表情ながら奥底に激情を忍ばせている。
1曲を取り上げるのは無粋だが、宇宙的なサウンドスケープにアフロを取り込んだ意欲作。
溺れるような歌声にはどことなくBjorkを彷彿とさせる。
Georgia Anne Muldrow
- ISSUGIの変名ビートメイカー16FLIPがGeorgia Anne Muldrowとコラボする報せを知った時は驚いた。日本のビートメイカーが現代最高峰のシンガーを招致できる時代なのだと感慨深くなったと同時に、その期待を裏切らない名曲で嬉しさもひとしお。 16FLIPのビートは気負うことなく、いつも通りスモーキーでドープ。通底したファンクのムードをGerogiaは機敏に察知し、深く沈殿した熱量をクールかつレイジーに放出する。 これだけのシンガーとコラボするならもっとアグレッシブでアッパーなビートを用意しそうなものだけど、あえて抑制されたループに終始したその審美眼に唸る。
- Ciao アーティスト Georgia Anne Muldrow ソングライター Georgia Anne Muldrow プロデューサー Georgia Anne Muldrow
- Georgia Anne MuldrowとラッパーのKeith RiceによるEP ギターが効いてます
- Georgia Anne MuldrowとラッパーのKeith RiceよるEPから これはヤバいね