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"By This River"祭りは、泣く子も黙る坂本龍一ver.で締めておきます。
坂本龍一の演奏だと、聴き慣れた安らぎのフレーズも少し張り詰めた感じがあり、なおかつ思索に沈んでいくような重さがあります。そこに加わるalva notoの電子音が微細なリズムや軽さを生んでいるのが不思議なバランスです。
🪡
https://youtu.be/6aPFamtbPtE
期待に応えることが目的となり、それが自分のやりたいことと乖離していくと、そこに大きな苦痛が生まれます。
自分のやりたいことを犠牲にして、観客の期待に応えようとしても、そこに大きな手応えを得られなかったとき、大きな「むなしさ」が訪れます。
また、勝手にやりたいことがやれたとしても、周囲の誰かが無視することが起き、そのことがもちろんむなしいと感じられることがある。
p42
北山 修 - 「むなしさ」の味わい方 より
初投稿なので取り敢えず好きな曲を挙げてみる。
ジャンル的にはクリックテクノ?ミニマル?
冬になると聴きたくなるアルバムです
澄んだ空気に似合う音
Enoのカヴァーなんですけど初めて聴いた時はカヴァー曲とは知らなくて後からEnoの曲を聴いて知りました
どちらも好き
坂本龍一とAlva Notoの5作目(11年作)。この5作の頭文字を取った"V.I.R.U.S.5部作"のラストを飾る作品。
今までの集大成といえる作風で、過去4作の音の濃淡を振り返りつつも、さらに両者の音の融合を進めています。Brian EnoとClusterの共作のカバーであるこの曲ではかなり明確なメロディも聴けるので、ストイックなムードは弱まっていて、より自然な音の美しさを享受できる感じがします。
シリーズを通じて、音と同じくらい無音にも意識が向く刺激的な作品でした。どの作品もゆっくり繰り返し聴く価値があります。
坂本龍一とAlva Notoの4作目(09年作)。本作ではドレスデンのEnsemble Modernとのコラボ作品。Ensemble ModernってZappaの晩年のコラボ相手だった記憶があります。
弦楽器を中心に音の種類が増えましたが、作品の瞑想的なトーンは意外と変わらず。ただし、「音が鳴る空間」を意識している感じがするのは前の3作にはなかったかもしれない。曲によってはノイズとEnsemble Modernの演奏が盛り上がって激しい展開になるものもあります。
この曲の、お互いが絶妙に作用しあって1つの音に収斂していく感じは、静かながら耳を捉えて離さない引力があります。
坂本龍一とAlva Notoの3作目(05年作)。コラボを続けることで音の対話が深化していくのが、とても面白い。もちろんそれぞれのクオリティも素晴らしい。
本作では、両者の音がついに混じり合い、ピアノの音も大胆に解体される。ピアノとノイズが、メロディやリズムや音響の役割を変幻自在に交代したり協同したりすることで、前2作より予測不能なスリリングな展開が楽しめるし、その過程を踏まえた美しい仕上がりにゾクゾクする。
"Marry Christmas Mr. Lawrence"をここまで弄り倒しても、それでもなお楽曲のもつ美しさや感情が立ち上がってくるのがすごいです。
坂本龍一とAlva Notoの2作目(05年作)。本作も坂本のピアノとAlva Notoの電子音によるストイックな作品だが、後者の存在感が高まったことにより聴いた感じがかなり異なります。
電子音がかなりリズミカルなため、そのリズムに注意を向けているうちに、ピアノの音が流れていく。前作より明確に時間の流れる方向を感じる。
ピアノは端正に音を紡ぎつつも、相手の音に耳を傾けている。自らの美学と双方向性を両立しているところに、得難い魅力があると思います。
坂本龍一とAlva Notoによる初作(02年作)。先日出たエレキングの"アンビエントジャパン"を読みながら、いよいよ坂本龍一を聴かなきゃまずいと思いました。
美しいとしか言えない作品です。ピアノのささやかな1つ1つの響きを減衰するまで聴く、それを繰り返す。ノイズがリズムとまでいえない僅かな起伏を作っている。無音の世界にどう音を鳴らすか、という静寂をベースにした作品なのだろうと想像します。
今までスルーしていた後悔と、これから宝の山を漁れる期待、間違いなく後者が勝ります。
- ̗̀𓍄𓋜 ̖́-
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新曲が神曲です。
お酒を飲みすぎると精神がこんな感じなのね。
要するにカオス。
そして、眠りに入るので早めにこの辺で失礼します。
おやすみなさい。
One of the most beautiful example of minimal piano based ambient music
私の冬の大定番アルバム
凍てつく冷気がよく合います
いい友達から教えてもらった