Enoのカヴァーなんですけど初めて聴いた時はカヴァー曲とは知らなくて後からEnoの曲を聴いて知りました
どちらも好き
坂本龍一とAlva Notoの5作目(11年作)。この5作の頭文字を取った"V.I.R.U.S.5部作"のラストを飾る作品。
今までの集大成といえる作風で、過去4作の音の濃淡を振り返りつつも、さらに両者の音の融合を進めています。Brian EnoとClusterの共作のカバーであるこの曲ではかなり明確なメロディも聴けるので、ストイックなムードは弱まっていて、より自然な音の美しさを享受できる感じがします。
シリーズを通じて、音と同じくらい無音にも意識が向く刺激的な作品でした。どの作品もゆっくり繰り返し聴く価値があります。