LAのPeel Dream Magazineというバンドの新作。アヴァンポップと自ら名乗る程の前衛かはさておき、Stereolabと Yo La TengoとHigh Llamasがいい塩梅で継承されている具合がとても好みです。
シンプルなバンド演奏を反復しているところに遊び心溢れる細かなアレンジが加わるのが良いです。あと、メロディやフレーズにノスタルジックな雰囲気を孕んでいるのが中毒性を生んでいそう。
特にこの曲を含むラスト3曲がかなりマジカルです。
Peel Dream Magazine - Wish You Well
Peel Dream Magazine - Lie In The Gutter
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ドリームポップ系。昨年のアルバムも素晴らしかったPeel Dream Magazineが早くもepを出してくれた。4曲で8分弱。High LlamasやStereolabをカジュアルにした感じで、本作では一番ピースフルなところを抽出。これ聴きながら日向ぼっこをしていたい。
Peel Dream Magazine ニューアルバムより
どう聴いても、spotifyに出してくれない
あのバンドです。
でも、ライブで見せるあの激しさをアルバムに落とし込んだところというか、単にあの狂気が入ってないというか、まぁあの部分がない。
でも、仕事中にかき乱されてもなので、このぐらい穏やかでいいかもしれない。
およそ1000はいるシューゲーザーのなかで、単にあのメソッドを使うバンドもまあいるけど、これはジェネリックに徹してて、嫌いじゃない。
きっとspotifyに出さないのは、自分達が出すと、狭いこのシーンが自分達しか居なくなって、結局衰退するからじゃないか、と思う。
#mbv