punkcho
Punkcho
中学校の音楽の授業で民族音楽のビデオを先生が見せてくれた事が僕の音楽の好みにだいぶ影響してる気がします。
聖と俗が同居している様な音が好きです。
70年代を代表するラヴソング。
ビリージョエルが彼をずっと支えてくれた
マネージャーであり妻であったエリザベスに捧げた歌だそうです。
「流行のファッションじゃなくても
気の利いたセリフが言えなくても
君はそのままでいいんだよ」
みたいなこと歌った
とっても素敵なラヴソング。
イントロのエレピも
途中から入ってくる
主張少なめのバンドの演奏も
めちゃくちゃ心地よいですよね。
ちょっと見方を変えてみて
生まれてくる前の本当のわたしから
自我をまとった肉体のわたしに対しての
ラブソングなんじゃ無いか?
と思って聴くと
じーんと来るものがありますね🌈
アフリカのプリミティブなドラムサウンドなんだけどずっと聞いてると祭囃子にも聴こえてきます。
シャーマニックな音は地域や文化が違っても
どこか通底するものがあるのかもしれません。
まあ、そんなの関係なく
太鼓と金物が延々と揺らぎながらループするサウンドは単純に気持ち良くて好きです。
梅田のタワーレコードの試聴機でこのアルバムを聴いて即レジに走りました。
フレンチポップ、アナログシンセ、ブレイクビーツ
オシャレ音楽の3要素を兼ね備えた完璧なアルバム。
その中でもこの曲はアシッドなシンセベースに絡むストリングスが印象的でピチカートファイブの小西さんとか好きな方にはハマるんじゃないでしょうか。
ポーリン・オリヴェロスを検索してたら出てきた曲。
複数のアーティストとの共作なのかな?
美しいドローンミュージック。
こう言う音は聴くと言うより
浴びると言う感覚で
分析も解釈も無くして
ただひたすら体に響いているだけで良いと思う。
ずっと追いかけてるわけでもなんでも無いけど
90年代半ばに突然現れたUAは単なるクラブミュージックって枠を越境してお茶の間レベルまで侵食してきてあの頃は目が離せなかった。
・・・
民族音楽を取り入れたり
精神性がどんどん高くなっていって
僕が好きな系統の音楽をされていたんだけど
だんだん聴かなくなっていた。
そこに
突然あの頃のUAが帰ってきた!
一周まわってポップスに戻ってきた彼女の音楽には
本当の意味でのスピリチュアルが清も濁も聖も俗も全てを飲み込んでいるように
優しい悲しみや
傷を持ったままの慈しみや
愛が溢れていた。
またこんな感じでUAの曲を聴ける幸せを感じています。
聖なるものは実体としてそこに見えるのではなく
残響のようにそこに鳴っている事も意識させずに
ただ存在しているだけなのかもしれない。
・・・
平沢さんの独特の倍音を含んだ声が
相変わらずなに歌ってるかよくわからないんだけど
そこが良い。
永遠にループし続けるシーケンスパターン
天上に届いていくノイズ
人の営みとは無関係にはるか以前から、そしてこれからも在り続ける悠久の大地のような2コード
どこをとっても美しい。