macalron
まかるろん
一音一音がその世界を作っているような曲が好きです。そうでなければ、誰かがダンスしているシーンが浮かぶような曲が。
各々の音が前にあるのか後ろにあるのか、緩急、均衡、ボーカルさんの歌い方などなどすべての情報から感情の変遷や時間の経過といった抽象的、もしくは歩幅や表情といった具体的な景色を浮かべながら聞くことが趣味です。でも、いずれは音楽知識を身につけたい。
ヴァンデショップ史上最高にジャズっぽい、おしゃれな曲!メジャーデビューしてから歌唱曲はエレクトロニクスを封印して繊細な音作りに努めているように思います。スリリングで楽しいな。「コメディなヒーローになれたなら」等もサビが非常に明るいメロディになっていて、なんだか蜂屋からの変化に寂しさも感じながら、やっぱり応援したいな、という気持ちが湧いてきます。でもボーカルさん、ごめんなさい......もうちょっと、もうちょっとサビで声量ください!!!!!!!!!
蜂屋さんの本人歌唱、はじめは衝撃でしたが、ギターとピアノのリズムと、歌詞のチョイスや詰め込み方はやっぱりななしさんだなあ、という感じです。感慨……。
2分未満、と非常に短い曲です。
通りすがるようにして流れていった
この曲でしたが、ソフトで芯のある歌声が強い印象を残していきました。
シンプルで民謡的なメロディがどこか懐かしく感じさせるようで、すっきりしたリズムに隠された棘がもの悲しさを全体にただよわせています。
歌詞、
「歩く、歩く、言葉の裏側を。喉から手が出ては、味を知るんだぜ」
というのがとても懸命に感じて、
特に好きな部分です。
歌に感情があって曲世界を作っていることが
この曲の強い魅力で、虚しい気持ちを
補完してくれるような、優しく、
かつ内面を歌っている素敵な曲に思いました。
歌詞の独特さはずとまよ好きにも刺さるかもです。
どのパートを聞いても楽しい!しかしまずは声を追って聞いてほしいです。なんと言ってもメロディが最高。感情とリンクしたすべての音色が素晴らしいです。ボカロ調声も細部までこだわられていて、よく「感情がない」と揶揄される彼らですが、むしろ「表現したい感情以外を排した」声を出力できるのはボカロだけなのではないかと思わせるほど。かっこいい。
全くうまく書ききれないので、また書き改めると思います。
や〜〜、声がかっこいい!!大好き!!
エレクトロスウィングが好きです。
邦題「パッパラ☆アメリカーノ」としても知られてるらしいこの曲、私はピーターラビットの映画で出会いました。
エレクトロスウィングは日本では「それ」だと明言しているものが少なくて寂しいのですが、DJ有りのジャズのようなものであれば、ラフレシア/セカオワもエレスイの一部ではないかと思うのです。
また、ボカロ界隈では柊キライさん、ぬゆりさん等が代表的かと思われます。
前に少し蜂屋ななしさんの「ジターバグ」がイントロのみTBSの番組で使われていました。cmでもエレスイらしいものは非常に耳に残るので、使われ始めてますね☺️
ボーカルさんの声が良い!そして歌詞が好きです。
「捨てたはずの憂い」と表し、未練について歌った曲。メロディとテンポがふてくされてほっつき歩いてるようなイメージ。でん、と足を投げ出すリズム。本当の孤独ではない、時は戻らじ。という上辺と後悔のすれ違い。「何もかもが止まる、ときに走馬灯は巡る。」という美しい詞......「あさきゆめみし僕ら、あの夏で待ってる。」等、抽象的で掴みどころのなさが魅力。
優しく眠れ、胸の中のグレイ。と祈るサビ。鎮まらない未練。捨てたはずの憂い、本当の孤独ではない、から。そんな儚さが素敵です。
最近配信された「ドウズ」についても感じたことですが、林田匠さんの作られる曲には独特の暗さがあって、ただずっと諦観がつきまとうような、その残酷さが美しくて惚れ惚れとします。
ミク歌唱の原曲では機械音声のか細さが際立ってまたいいのですが、宮下さんの多彩な表現力が独白のような雰囲気を補足していて、現状をもはや過ぎたこととして諦めをつける悲しみが強調されるように感じます。
サビの感情の盛り上げから、フッと途切れるように終わるのも、空虚なイメージがお洒落な上、とても美しいです。とてもお気に入りの曲です。
リズムの良さ、ダイナミックさがとてもかっこいい。
割れ物に触るような、慎重なピアノと歌のAメロから、言い聞かせるようにして自信をつけていくbメロ、そしてサビでは不屈の意志に変わっていく、この展開がとても最高!!テンション上がります。
夢を追うことの緊張感と抱えきれない期待が曲の緩急に表れていて、ボーカルさんの声がまっすぐ届き、「なにか熱中することってのはかっこいいものだな〜!!」と改めてドキドキさせてくれる素晴らしい一曲。ダントツ髭男イチだと思います。