2分未満、と非常に短い曲です。
通りすがるようにして流れていった
この曲でしたが、ソフトで芯のある歌声が強い印象を残していきました。
シンプルで民謡的なメロディがどこか懐かしく感じさせるようで、すっきりしたリズムに隠された棘がもの悲しさを全体にただよわせています。
歌詞、
「歩く、歩く、言葉の裏側を。喉から手が出ては、味を知るんだぜ」
というのがとても懸命に感じて、
特に好きな部分です。
歌に感情があって曲世界を作っていることが
この曲の強い魅力で、虚しい気持ちを
補完してくれるような、優しく、
かつ内面を歌っている素敵な曲に思いました。
歌詞の独特さはずとまよ好きにも刺さるかもです。