fujiminari

LOONA 키스는 다음에 for fujiminari

ガチの素晴らしソング。
サビ入りの転調はパッと表情が変わるように、サビ終わりの転調は自然に、かつキャッチーに、お手本のような作曲に惚れ惚れします。
2番Aメロで台詞を織り交ぜたメロディーを挿入したり、1番Aメロの間奏をリアレンジして移調したフレーズをDメロとして歌ったり、ポップスならではの魅力が巧みに仕組まれていて、聴いていると音楽って良いなぁ〜〜……!!!!!!!!!と、思います。

秋山澪(CV:日笠陽子) Heart Goes Boom!! for fujiminari

作詞は大森祥子さん、作編曲は前澤寛之さん。お二人はこの他でもけいおんの音楽に深く関わっています。
ベースのサウンド最高。全編通してバンドサウンドの楽しさに溢れています。
サビで五度上に転調しますが、進行はⅣ→Ⅴ→Ⅵm→bⅦという感じで元の調性も含みつつ開放的な響きで胸が熱くなります。メロもとにかく最高だし、サビのハモリもすごく好き。
なにか細工をしたりはせずともキャラソンとしての面白みもしっかり確立していて良いです。

Hidefumi Ino スカイツリー / SKYTREE for fujiminari

冒頭でリズム感のミスリードを食らってうわ〜となったのも束の間、いい感じのトラックが出来上がって行って毎度うお〜となります。
エディット感強めのサウンドがぬるっと洒落た夜の雰囲気に変わっていく中歌われる個性的なメロディーもとても好きだし、小西康陽さんによる歌詞もすごい、才能ほとばしりすぎ。

KIRINJI 嫉妬 for fujiminari

タイトなアフロビートに甘いメロディー、そして要所要所でスリリングなハーモニーが心地よく同居していて、個人的にとてもツボな曲です。
堀込高樹さんの曲としてはシンプルめな印象がありますが、コードの当て方で複雑な表情が醸し出されていてすご……と聴くたび思います。

浦上想起 新映画天国 for fujiminari

A、B、C、B'、C'で、Bがサビ、というような構成で、懐かしみのある心地よさと新鮮さが同時に押し寄せてくる一曲です。
ド派手な展開はせず、セクション毎に手を替え品を替え工夫をこらした部分的な転調と、確固としたセンスと世界観の下踊り回るコーラスワークが複雑で美しい情緒を浮かび上がらせるような、本当に素敵な曲だなと思います。
10月23日に浦上さんの1stミニアルバムがリリースされるので、聴きましょう!

大橋彩香 イカはイカすぜ☆クラーケン子ちゃん for fujiminari

作詞は狐夢想(COOL&CREATE)さん、作編曲はARM(IOSYS)さん。
情報量がとにかく多く、音色もフレーズもひたすら賑やかですが無責任な音は一切なく、職人技を感じます。
16分を意識させるスピード感のあるAメロ、ハーフテンポになった後「ナニはなくともアルデンテ」の強烈なキメへと流れていくBメロが終わり、シンセベースの下降でAメロから少し変化させたリズムパターンのサビに突入する流れがうまくまとまっています。
サビメロはよくよく聴いてみると非常に流麗……かと思いきや突き刺すようなキメで曲の世界を決定的にする、端正ながらも恐ろしい作曲で圧倒されてしまいます。

Kanako Miyamoto キラキラしちゃって My True Love! for fujiminari

力強いフレーズを楽しげに響かせるブラスアンサンブルが象徴的な一曲。
曲構成や楽器の編成など、全体的にシンプルな作りに聴こえますが、無駄のないアレンジに映える宮本佳那子さんの歌声と、そんな歌声のために作られたような明快で鋭いメロディーは聴く人を飽きさせず、確かな聴きごたえを感じさせてくれるように思います。
作曲のmarhyさん、編曲の久保田光太郎さんのコンビは他のプリキュアシリーズにも素晴らしい楽曲を提供されています。
感動的なほどにキャッチーな作詞を担当されたのは佐々木美和さん。