渋谷の冥丁のライブに行ってきました
開演時間直前、照明が落ちて いよいよ…という時に観客のお喋りが小さくなる
そのかわり、そこかしこでハイネケンの缶ビールを開封する「カシュッ」という無言の乾杯が聞こえはじめた。
それがなんか、よりその会場全体の期待感をリアルに感じてワクワクした
@gonzaresuojisan さんが開いていたClubhouseのRoomで話題になった冥丁。1st『怪談』と3rd『古風』を比較しながら @Nisty が「古風は冥丁のなかでもかなりリズム寄りのトラックが多い」「この貞奴という曲に至っては完全にクラブでDJがブチ上げに来てるときのノリ」みたいなことを言ってて、ぼくはなぜか『怪談』のジャケにいる妖怪が踊ってる姿を想像してしまい、笑いが止まらなかった。たしかにアルバム通して聴いてみると前作までと比べておどろおどろしさも軽減されててノレる曲が多い。
Lost Japanese mood
まずもってプロジェクトのコンセプトが素晴らしい。
古きよき日本文化の音訳と発信。
クラシックなノイズ。歴史的音声のサンプリング。
それらを通して、失われた日本の情景が蘇る。
単なるアーカイブとも違う。
現代を生きる日本人の解釈も詰まった、
本当に素晴らしい作品。