Gavin Bryarsの75年作。Obscure Recordsの10枚のうちの1枚目。両面1曲ずつのミニマルな管弦楽作品。Chooningって意外とミニマル作品と相性いいかもしれません。このフレーズが20分続きますって書けるので。
"イエスの血は私を見捨てはしない"という讃美歌のワンフレーズを繰り返します。ホームレスの歌声のループに合わせた伴奏は、ただ生きること自体の尊さを伝えている。信仰を超えた慈愛が、冬場の太陽のように心身をじんわり暖めてくれるので、とても感動的な作品だと思います。
もう一曲(タイタニック号が沈む時に演奏されていた曲を復元する試み)も素晴らしいです。