僕がAfrojackの名を知ったのは2013年頃で、格好良いと思った曲のひとつが「The Spark」です。EDMらしいシンセの明るく太い音や緩急をつけるアコギが魅力的で、ダンス・ミュージックの気持ちよさを存分に味わえます。
Tetsuya Komuro Remixは、ボーカルをほぼそのまま残し、抑えた雰囲気の音で構築されています。オリジナルのパーティー・ソング的な明るさとは距離を置きつつ、丁寧にエレクトロニック・サウンドを重ねたリミックスです。
2013年は小室さんがEDMに傾倒し始めた時期です。どのようにソフト・シンセの音を自らの音楽に組み込むか模索していました。その痕跡が見られます。