過去にリリースされた楽曲。
当時は進研ゼミのタイアップで流れていて、楽曲とマッチしているなぁと思ったことを覚えている。
全体的に音が好きで、イントロの入りのところとコーラスがきれい。
あのときは色々な感情を含めた青春っぽさを感じたけれど、聴き手の自分も同じく歳を重ねたからか、今はなんとなく余裕や落ち着きのようなものを感じる。
特にCメロ以降の歌詞は、当時は焦りを感じたけれど、今は過去の自分を穏やかに見送っているみたいな。
また10年経ったらどう感じるだろうか。
大人になってしまったのだなとしみじみ感じながらループ。
3月にGalileoGalileiがBlue verということで、過去の曲を歌い直したアルバムを出すらしい。先にシングルカットされた『僕から君へ』を聴いてみた。この曲がリリースされたのは2011年だから、14年前の曲だ。14年前と比べて、若々しい頃の、どこにむかっていいのかわからないエネルギーみたいのが少なくなって、角をやすりで丸くしたような感じがする。過去に歌われたものは未来だけを見ていたけれど、いま歌われたものは、未来はもちろん、過去も見ている気がする。僕から君への「君へ」の幅が広くなった感じだろうか。この曲はこういうふうに歌えるのか、こういうふうに聴けるのか、と知れてうれしい。