The Velvet Underground Sister Ray for A1bed069

#RollingStone誌が選ぶ歴代最高のアルバム500選2020Ver.
272位:The Velvet Underground『White Light/White Heat』(1968)

有名なジャケットを手がけたアンディ・ウォーホルと紅一点のニコと別れを告げてリリースした2nd。
6曲?と思ったが、大作の『Sister Ray』が17分もある。
でも、その曲のみApple Music未解禁で色々と憶測呼んでるけど権利的な問題かな?

現代音楽の表現法を模索し続けるルー・リードは偉大だな。

The Velvet Underground Sister Ray for tarousushi

原始的なガレージロックのリフとヒューバート・セルビーにインスパイアされた歌詞、そしてリードとケイルの心理劇のような即興演奏が、頭蓋骨を割るような音量で響き合う、これまで未知の音楽領域への記念すべき旅路である。

このカオスと放蕩のサウンドトラックは、パワフルなノイズのスリルに満ちた18分間である。

モー・タッカーが執拗にドラムを叩き、リードとモリソンがギターをかき鳴らし、ジョン・ケイルの3連オルガンが陽気に騒ぎをクライマックスに導く。バンドは明らかに、楽器の音量を上げすぎることによる単純な喜びを享受している。
何よりも53年経った今でも、この曲は他の追随を許さない強烈さを持っている。