『年中無休で生きてるから、
疲れるけどしょうがねー』
ほんとにその通りだ!とクスッとしてしまう。
そして、曲調や後の歌詞から
そんなふうに感じながらも四季を楽しむ様子が
人間らしくて愛おしくなる。
なにより恋愛を布団に例える
尾崎世界観さんの感性にまたもや
確かに!と言わざるを得なかった。
仕事の日も、休みの日も、
春も夏も秋も冬も、
ずっとずっと傍に置いておきたい一曲だ。
最初、カントリーだったのが突然ジャズに変わるクリープにはあまりなかった曲。だけど終盤のあるフレーズにふと泣かされる。生で聞くとき、その部分はさらっとスルーされちゃうかもしれないけど、耳に強く残ったとき、涙が出ているかも
"全然さわやかじゃないけど"
なんて自称しちゃうくらい、クリープハイプのイメージは爽やかとか明るいとかそういうものではないかもしれない。
でも軽快に少しずつ変化していくテンポと、やわらかく高く響く尾崎世界観の声は私にとっては誰よりも季節を感じさせるもので。
"忘れてたら 忘れてたぶんだけ 思い出せるのが好き"
なんて言葉に、忘れてしまったことを喜べる。
この曲聴くと、やる気がない日も外に出たり、今日も仕事頑張ろう〜なんて、そんな気持ちになっちゃう。
隣に居る君はいないけど、いるような気がして。
年中無休の自分の人生「しょうがねー」なんて言いながら、これからの四季にも期待をしてしまうのです。