ヴィンテージソウル路線からモダンR&Bへ華麗に転換したサードアルバム。Frank Oceanなどのメインストリームとの共鳴を感じさせるが、一方でこれまでのウォームなソウルフル加減も減衰させないバランス感覚が見事な作品。
Robert GlasperやTerrace Martinといったゲストが参加しているように、現代ジャズへの接近も垣間見せるが、あくまでも全体のアクセントとしての起用に留めているセンスも良い。
この3曲目はクワイエット・ストーム的な靄がかったアレンジが心地良いミッドナンバー。緩やかに身体を揺らすようなグルーヴと、Leonの静かな熱を持ったボーカルが優しく心を絆してくれる。