唯一無二の存在感を発揮するツチヤニボンドの2018年作。
独特なアートワークに面食らうが、タイトルが物語るようにメロウネスに溢れた極上のソフト・サイケ・ポップ。
ラテンを起点としたトロピカリズモをニュートラルな感覚で日本語ポップスに落とし込むセンスと手際の良さはますます洗練され、ちょっと驚くべき境地に到達した感がある。
井手健介と母船のカバー曲を除き残り8曲はオリジナル。
デビュー時に形容されたはっぴいえんど感は霧消し、ツチヤニボンドでしかない、と思わせる説得力が通底する。
この曲はアダルト・オリエンテッドな空気がとろけるメロウネスを湛える至極のミドル・グルーヴで最高です。