唯一無二の存在感を発揮するツチヤニボンドの2018年作。
独特なアートワークに面食らうが、タイトルが物語るようにメロウネスに溢れた極上のソフト・サイケ・ポップ。
ラテンを起点としたトロピカリズモをニュートラルな感覚で日本語ポップスに落とし込むセンスと手際の良さはますます洗練され、ちょっと驚くべき境地に到達した感がある。
井手健介と母船のカバー曲を除き残り8曲はオリジナル。
デビュー時に形容されたはっぴいえんど感は霧消し、ツチヤニボンドでしかない、と思わせる説得力が通底する。
この曲はアダルト・オリエンテッドな空気がとろけるメロウネスを湛える至極のミドル・グルーヴで最高です。
ツチヤニボンド
- このアプリで久々に名前を見て、ディスクユニオンで購入。 出た時は結構雑誌で騒がれてた記憶があって、聴きたいと思ったままスルーしてしまっていた。 ツチヤニボンドの2007年デビュー作。 トロピカリズモ×はっぴいえんどという宣伝文句だけでは足りないと思う。 それに加えてヒップホップやソウル、ジャズ、エレクトロニカから音響派的ポストロックまでが混濁し、それが濾過され抽出した美しいポップミュージックという感じ(意味不明)。 J.Dilla以降を思わせる、もたったビートと奇妙なフロウのヒップホップ・ソウルから突如立ち上がる情緒的なフックが捻くれていて面白い。 全てを自然体にやってるのが凄い。
- ツチヤニボンドの15年作。 近年のメロウさを感じる曲もありますが、ポストパンク経由のロックサウンドもゴリゴリやっていて、すごくとっ散らかっています。異物を強引にツチヤニボンド化する消化力が魅力です。 代表曲なはずのこの曲は最新ver.と2010年ver.を収録。バンドサウンドとして完成した最新ver.が決定版とはいえ、後者の電子音アレンジも素敵です。 もともと奇天烈なリフが、つんのめったり後ズレしたりとD'Angeloみたいなアプローチをやっており、そのリズムと並走する形で歌が入ってくるから脳が終始混線します。
- ツチヤニボンド待望の新曲。これから毎月新曲出るらしいです。 近年(といっても随分前)のメロウモードを別次元に突き抜けたコズミックな音の広がり。そして本人の声がこういう音のイメージにぴったりで、地球から徐々に遠ざかっていくかのような、虚空にポツンとただ存在する孤独感が醸されているのが良いです。 この声で"ライフ イズ ジョーク"とまったり歌われる瞬間は、色んなことがどうでもよくなる気がします。
- ツチヤニボンドの目下最新シングル(22年作)ですが、どうやら間もなく新曲が出るようで嬉しいです。 メロウを遥かに跳躍して、和製ドリームポップというかオリエンタル子守唄といった具合で、微睡みの向こうでどんな昔ばなしに遭遇できるのでしょうか…ジャケが完璧に曲のイメージを具現化しているのが素晴らしいです。
- 天才シンガーソングライターPADOK氏の曲の ツチヤニボンドカバー Spotifyへ 頼むからPADOKも入れて 私より ▼PADOK推し曲 https://soundcloud.com/padok/zcr3llfn3jgf?utm_source=mobi&utm_campaign=social_sharing https://soundcloud.com/padok/13svek0dc8mw?utm_source=mobi&utm_campaign=social_sharing