煌びやかで狂気的
ビートルズで1番好きな曲
Macの起動音どこかで聞いたことあるなと思ってたんだけど…A Day In The Lifeのラストだ!と気がついた今日この頃
調べたら実際、モデルはこの曲らしい
この曲は中学生の頃に初めて聴いて、オーケストラ部分の迫ってくる感覚が恐ろしく感じていた。
今聴いても少し圧は感じるものの、ジョンのボーカル部分が「夢」であり、ポールのボーカル部分が「目覚め」と捉えると、夢から目覚める瞬間の覚醒する世界観を現す部分として迫り来るオーケストラは欠かせないと思えるようになった。
ところで幼少の頃、風邪をひいて寝込むと寝室にあるタンスや、壁の掛け時計が大きくなって迫って来るような感覚に襲われた経験が何度かあるのだけれど、その時の感覚にこの曲のオーケストラ部分がすごくマッチしているなぁと、ふと思い出した。
ちなみにそれは『不思議の国のアリス症候群』と言うらしい。
歴史的名盤。空想上のバンドを装ったコンセプトアルバムで、曲が進むにつれ盛り上がっていくが最後のA Day In The Lifeで完全に落ちる。計算高い最高なアルバム
。
これだ。この曲は素晴らしいと思う。これはレノンとマッカートニーのブレンド。この曲はジョンがこの曲のアイデアを思いつき、ポールがこの曲に貢献することによって、エネルギッシュなものにした。ジョンは幻滅と人生、ポールは楽観と平凡な日常について書いた。まさにジョンとポールの最高到達時点だ。
また、オーケストラも実験的要素が含まれており、それによってよりダイナミックになった。そして2人の作曲スタイルを組み合わせると言うかけがえのない実験性を生み出した。それとリンゴのドラムも特筆すべきだ。パートによって様々なスタイルを演じている。この世にこの曲が生み出されたことに感謝したい。
100