こんな名曲がB面という事実、くるり恐ろしい。
今年もくるり主催の京都音楽博覧会が終わった。ご時世がご時世なだけあって去年に引き続きオンラインでの開催。そんなこんなで配信期間中に5回は観た。前半が今年リリースの「天才の愛」、後半は旧譜からよりどりみどり。このハローグッバイも後半で演奏されていた。カップリングでさえ主題曲に負けないくるりは本当に凄い。
何より冒頭の岸田さんのステートメントにあった「音楽を楽しむことは、鳴らされているものが言い忘れていたことを拾うことができること」という言葉が忘れられない。それはきっと音楽はいつだって言語化できない感情を共有するためにあるものだと思っているから。
くるりで一番好きな曲!
ロック、ポップ、ダンス、クラシック、ワールドミュージックなどなんでも取り入れてくるり節になるの本当に凄いと思う。そんな中この曲みたいに洗練されてダイレクトに心に響く曲も作れるという振れ幅が一番の魅力だなぁと思う!
雨が降ったり、最終バスが終わってしまったり、いつも踏み出す1歩を何かが邪魔するし、それを理由にホッとしてるような曲が(特に初期は)多い。
同じような意気地無し学生だった自分は掴まれてしまう。くるりの持つ情緒や四季感がたまらなく好き。