Alfonso Bekes
- Carlos Agguirre Grupo名義の3作目(08年作)。たまに噛み締めるように聴くんですが、21世紀最高峰の集団演奏です。ソロ名義の"Orillania"(12年作)と甲乙付けがたい。CDのアートワークも秀逸。 自然やその一員としての人間の営みを音に移し替えた音楽、というのは彼の全作品に通低するが、本作は全編インストのため楽曲の自由度が半端ない。詩人としても一流な彼の詩情が、一切の漏れなく音に集約されている。 とりわけ、一匹の蝶の予測不可能な飛行にインスピレーションを受けたというこの曲は、身の周りを愛でるスケッチであり宇宙的ですらある音絵巻。全人類が1人最低10回聴くことを願う。