北欧ジャズ界に君臨するピアニストの2001年作。
従来型ではない、固定観念を覆すような新時代ジャズの金字塔だ。
今作はそういった点でBuggeの代表作。
(と言うのも彼は優れたピアニストで、オーセンティックなジャズ方面でも「Songs」と言う名盤がある)
ジャズ+ハウスと形容したくなるフューチャージャズを大胆に(そして慎ましく)展開。10分超の大曲が多いけれど、決して冗長に感じることない、心地よくスリリングな楽曲で占められている。
このオープナーが最高で、アルバムを象徴する名曲。
ダンサブルなハウスサウンドにメランコリックなローズが水墨画のように淡く色を重ねていく至福の10分だ。