ええやんええやん
Cities Avivの新作がまた出ています。"Cafe Tom Tom"なる表題の通り、カフェでお洒落に聴けるほどに毒気が抜けたメロウなトラックばかり。もうちょっとエグみを期待しちゃいますが、余技でこれくらいは作れるんでしょうね。心地良く聴けます。
前も書きましたが、この音の酩酊感がハマる方は22年の怪作"Man Plays The Horn"に挑戦願います。
Cities Avivというメンフィスのラッパーの新作。タイトル的にお蔵入りトラック集っぽいんですが、中毒性およびトリップ度が高い彼のトラックの魅力を気軽に楽しめてとても良いです。
ソウルフルでファンキーでスピリチュアルでサイケでバレアリックな感じが、くぐもった音で一緒くたに気持ちええ音として耳に入ってくる乱暴さが好きです。
この曲はサンプルをズタズタに切って入れ替えてもなお、元の煌びやかでファンキーなグルーヴが浮かび上がってくるあたりがかっこいいですね。
これ良いなと思った方は22年作の怪作"Man Plays The Horn"にチャレンジしてほしいです。
個人音楽家のツイートをみた。よく耳にするサブスク論争。
ツイート内容は、
「昔は音楽を知るには、自分の足で探しに行って、多くのお金をかけて音楽と情報を得なければいけなかった。コストをかけて評価した物には価値と説得力がある。そうでないものが今は溢れている。」という話。
私は、音楽が唯一の趣味になるまで、数枚しかCDを買っていなかった。中学生の時に、DJの存在を知らなければ、Spotifyに出会わなければ、今のように私は音楽が好きではなかった。人生初のライブやクラブ体験は、サブスクで知ったアーティストだった。
リスナーは、善い還元の仕組みを作れない。頭のいい人がなんかすごいことするしかない…
米国hip-hopのやべえやつ。全編でサイケでソウルフルなトラックが延々とループするなか、ざらついたラップが繰り出される。聴き手の知覚の新しい扉を暴力的にこじ開ける音像はあまりに強烈で、痛快ですらある。それが徹頭徹尾25曲88分(ディレクターズカット版は35曲115分)続くので、人によっては拷問だが、ハマる人には天啓。特に本曲は12分に渡るヘヴンリィトリップ。宇宙ステーションから見る日の出にぴったりな音に違いない。最近出た今年2枚目のアルバムはコンパクトなのでそちらも捨てがたい。
💫🌙✨☀️☄️🪐💫⭐️🌙色んなものが入ってて、コラージュみたいなアルバム
近視っぽく聴いても全体をぼーっと聴いてもいい感じ
🙏