最強の白人ファンク・バンドの絶頂期を記録したライブ盤(1976年)。
名作S.T作の収録曲をタイトルに冠したが、同年『Soul Searching』までの脂の乗り切った怒涛のソリッド・ファンクが展開される圧巻のライブ盤だ。
彼らのシグネチャーとも言える鋭利なギター・カッティングとゴリっとヘヴィなリズム・セクションが惜しみなく披露され、オーディエンスの熱狂もさもありなん、といった感じだ。
オープナーにしてタイトル・トラックのこの曲は、スタジオ盤を超えるファンクネスがドロドロと溢れ出た必殺ファンク。
グルーヴが完璧に一体化した奇跡的なテイクで、やはりAWBはこの時期こそが最高だったと痛感。
Average White Band
- Average White Bandの中で一番好きなアルバムは間違いなくこれ。1976年リリースの4作目だ。 キレのあるカッティングギターとタイトで軽快なグルーヴ感を特徴とするAWBにおいて、今作はかつてなく重心の低いヘヴィなサウンドが通底する異色作。 凄まじい黒さが渦巻く極太ベースとドラムのコンビネーションが炸裂するイントロがすでに最高。 この時点で傑作間違いなしであるが、ドライでシャープなギター、パーカッシブなブラス、黒くはないが熱いボーカルがそれぞれ斬り込んでくるクールな構成に悶絶。 言い方は悪いが、当時の白人バンドとしては圧倒的にドープでブラックフィーリングに溢れている。