ROTH BART BARON
- Roth Bart Baronの新作。あっという間に9枚目。 前作は祝祭感に溢れる作品でした。本作も同じ部分はありつつも、よりバンド形態から自由になったアレンジが印象的です。特にドラムは曲ごとに音もアレンジもかなり異なり、自身の歌がより映える音の鳴らし方を曲ごとにチャレンジしているようです。 管弦のふくよかな躍動感に、電子音の煌めきも織り交ぜていて、ますます色鮮やかに。慈愛と情熱が宿る歌も一層冴え渡っています。 塩塚モエカを迎えた1曲目が強烈ですが、崇高さすら感じる、光に満ちた美しさに息を呑むこの曲をお勧めしておきます。
- ROTH BART BARONはどのアルバムも素晴らしい。 前作「極彩色の祝祭」から今作「無限のHAKU」とタイトルの変遷が物語るように、前作がプリミティブな狂騒の中で音が横溢していたのに対し、このアルバムは内省的で沈み込むような淡いサイケデリアが全ての音を塊のように包み込んでいる。 「EDEN」と名付けられたこの曲は、歌い出しのように電子の海の中で揺蕩う心地良さが抗いがたい名曲。 ただ、優雅で耽美的なメロディをそのままなぞることを決してしないのがこのバンド。 三船雅也の幻想的な歌声と、空間を歪ませる岡田拓郎のエモーショナルなギターが異世界に誘い、ロックバンドとしての矜持を見せつける。
- 建設的なニヒリズムとでもいうのかな。人間のどうしようもない側面とか、現実の非情さとかから目を背けることなく向き合って、そこで初めて見える希望を音楽にしたらこーなるのかな、と。大好き。
- 映像と楽曲が作り出す雰囲気が綺麗すぎます https://youtu.be/t8q5siV91gM?si=kuWtxXjAGzqHwc_3