エストニアのMisha Panfilovが知らぬ間に2枚も新作を出していました。こちらは去年の9月リリース。
エキゾチックかつサイケデリックなアナログサウンドが相変わらず気持ち良い。立ち上る架空のレトロ感が何ともいえないムードを生み出していて、坂本慎太郎あたりにも通じる世界観があります。
最近出たエストニアのプロデューサーの作品。ジャケからして怪しさ満点のサイケジャズ、ファンクでどちらかと言うと大好きで最高ですね。
と思ったらchooningでは既に投稿されてた(しかもいいねもしてる)(大ガバ)。sakurachillさんとaoba_joeさんさすが過ぎるやでぇ……(オレがガバガバ過ぎるんじゃ、というだけの話)
っていうかディスコグラフィ見たらこの人リリースペース早すぎませんか……?いいぞもっとやれ。
エストニアのMisha Panfilovが早くも新作リリース。昨年の前作はギターとシンセ主体のチル成分多めの好盤だったのに対し、本作は完全にジャズアンサンブル。彼を聴き始めたばかりなので、振り幅に驚く限りだ。
粘っこいビートにソウルフルな管楽器が絡む野趣溢れるサウンドで、こういう熱いジャズもよい。ジャケットのせいか、国籍不明なエキゾチックさを感じる。
エストニア産のエキゾチカ風アンビエント風な何か。フォーク系のSSWかと思ったら、いい意味で予想を裏切られた。ギターを軸にしたインストで、何を考えずとも気持ちいい時間がひたすら続く。ジャケの色のせいかもしれないが、ジオラマシーンと似たような音のたゆたい方をしている気がする。夢と現実の間を漂う印象的なリフが多いし、バンドスタイルで鳴らしている曲もあるので、アルバムとしてのバリエーションは中々。この曲はだいぶ音を歪ませてるが、いい具合にポップな着地。掴み所がない故に掴めるように何度も聴きたい。
Misha Panfilov