加藤和彦の81年作。
第一次大戦後の"狂乱の20年代"のパリをテーマとした作品。タイトルの"ベル・エキセントリック"とは、往年の社会規範を逸脱した当時の風変わりな美女を指します。
彼と妻の安井かずみによる美学の結実があります。懐古ではなく、20年代当時をリアルタイムとして音と詩で描くという凄まじさ。
参加しているYMOらの当時の関連作と比較すると、音の鳴りへの拘りが半端なく、この曲のギターソロあたりは特に凄いです。
歌詞カードに掲載された海野弘のエッセイを読みながら聴くと解像度爆上がりです。
現代の一般ピープルからすると、銀河系の彼方くらい縁遠く、敷居も高いですが、唯一無二の名盤です。