Chooning

Lee Fields & The Expressions

  • “リトルJB”の愛称を持つ大御所ソウルシンガーの2009年作。 60年末から活動を続け、今なお現役というLee Fieldsだが、正当な評価を受けるようになったのは90年代のレア・グルーヴ・ムーヴメントから。 そのキャリアもあってか、本作にはレトロなディープ・ファンクの中にも微かにヒップな感覚を忍ばせている。 このタイトル・チューンは、弩級のドラム・ブレイクとヴィブラフォンが炸裂するイントロから最高な漆黒グルーヴの名曲。黒ずみ燻されたギターと地を這うベースラインも70年代ファンクを彷彿とさせる音作りに腰砕け。 JBの後継者たる圧巻のボーカル・パフォーマンスの素晴らしさは言うに及びません。
    ymd
  • 40年選手のファンクおじさんの2009年作品。 初めて聴いた時は70年代くらいの作品だと思い込んでた良い意味でレトロな歌と演奏。 若い時は有象無象のJBもどきだったのが、スタイルを変えずに歌い続けて2000年頃になって注目され始めたっていうストーリーもグッときますね。 そんな話を読んだせいか歌い方にも長年の悲哀を感じてしまう。 歌ってるのはひたすら女子のことだけど、長渕剛の「女よGomen」みたいなものだろうか。 結局女子には勝てないんだよ、という漢のブルースなんでしょう。 ホッコリするし音から愛が溢れる良い曲だ。 現役アーティストの中では久しぶりに私的ど真ん中なアーティスト。
    tetsuro79
  • リー・フィールズ。 JB最盛期にデビューして「リトルJB」と言われちゃった人。僕は「黒い左とん平」と呼んでいたが、第二の〇〇とか、リトル〇〇って呼び名は良くないよね。反省しきりである。 2000年代になって「再発見」されて旧盤も再リリースされた。本人はずっと演ってきたのに「再発見」って表現はひどいもんだ。デルタブルースの時もレアグルーヴの時も「再発見」。"黒人音楽"や"第三世界音楽"はいつも"発見"される側なんだ。 この曲は2019年のアルバムから。21世紀の新譜なのにレアグルーヴな出来。
    Qumax67