たまらん
初めて自分のお小遣いで買ったCD
この曲すんごい好き
日常系xバンドは『けいおん!』が切り拓き『ぼっち・ざ・ろっく!』に繋がっていることに疑いはない(識者からみれば間にもっとあるのだろうが)。
この曲は『映画 けいおん!』の主軸となる曲であり、放課後ティータイムの中で最も印象深い曲である。
日常系はよく「中身がない」と言われる。まぁ、言う気持ちは分かる。だがそんな単純な誹りが通用しないものであることは『映画 けいおん!』が教えてくれる。
この曲を聴き終えたあずにゃんは、涙を流すことなくスッと立ってただ拍手をする。もし日常系に「中身がない」なら、あずにゃんはあそこで泣いていただろうなと思う。
女子高生meet テクニカルロック。一筋縄では行かないフレーズは難しさを感じる向こう側にあるストレートなエネルギーを感じる。好き。
おなかすかせながら電車に揺られる時に聞く曲
The song I listen to when I'm on the train with a hungry.
女といえども油断していては、口元にうっすらとした髭その他顔の産毛が発生する。
定期的に処理してやらないと、出先でふと気がついて、うわー!どうしようなんねー!ファンデーションで隠れてないー!
となったりするため、日曜の寝る前に処理を行うことにしている。
その時間をジョリジョリタイムなどと名付けていて、日曜の夜は大抵この曲を思い出す。
けど、改めて聞いてみたらふわふわタイム〜のとこしか合ってなかったな。
放課後ティータイムの曲はどれも思い出とともに刻まれていて素晴らしいのだけど、僕のお気に入りはこの一曲。
劇中では唯ちゃんが憂のために感謝の気持ちを歌った曲だけど、こんなにも等身大で素直な歌詞があるだろうか…
ついついカッコつけたり、照れくさくてうやむやにしちゃったりするけど、本当に失ってしまう前に、シンプルに「ありがとう」と伝えることの大事さを、改めて考えてみたり。
リアルタイムよりやや遅れてけいおん!を観たせいで、高校卒業後に友人に「最近けいおん!観たけどめっちゃいいね」と話をしたら「いまさら?」と言われたこともあったけど、いつの時代であろうと良いものは良いものだと思う。