ogakztsh

k o

音楽のある生活

ある時はエンジニア、ある時は絵描き、またある時はただの人。

SUPER BEAVER 閃光 for ogakztsh

かっこいいと思う曲はたくさんある。
歌詞を解読したり、技巧的な曲構造に感動したり、主題歌になったアニメや関連小説から思い入れが増すこともあるし、ライブで聴いたり、思い出に付随して自分のものになることだってある。

でも、日々の忙しさに流されて、音楽に向き合う時間を自分から作らないと、一瞬一瞬の音楽はただの音の連続でしかなくなってしまう。

そんな時、思わず聴き入ってしまう曲があるとすれば…
それは聴き流していてもスッと胸に響くような、ストレートなものかもしれない。

あっという間の10年だった。
次の10年、一瞬一瞬のやりたいことをもっと大切にしていきたい。
20代最後の夜に、強くそう思う。

SHOW-GO Jasmine for ogakztsh

最近youtubeでbeat box系の動画を見るのにハマっている。
かのHIKAKINもbeat boxerだし、坊主がループステーションで般若心経唱えたり時代の流れ的にも広まっているのかも。

以前からなんとなく知ってはいたものの僕は全然詳しくないので語る言葉を持たないのだが、いろんな人の動画を見るたび、喉とか口の使い方だけで多彩な音を表現するbeat boxerの凄さを実感するし、どうやってこの音出してんだよ…すげーな!とシンプルに感動する。

歌詞も無いしメロディとかもほとんどないけど、音とリズムが気持ちいいのでなんか無心で聴いてしまうし、どこか根源的な楽しさがあるのかも。

HIMEHINA 相思相愛リフレクション for ogakztsh

ヒメヒナはデビュー直後から密かに追いかけてきているけれども、先月のライブは本当にシビれる素晴らしいライブだった。。

普段の動画のゆるい雰囲気からは想像もつかないほど、歌唱力、ライブの演出、MVの完成度、楽曲のアレンジなど、全ての要素が高次元にまとまっていて、単なるVTuberではなく、アーティストとしてとてもカッコ良い。

そんなヒメヒナももう3周年だと言うのだから驚いた。そんなに時間が経ってるんだという気持ちと、飽き性な自分が今もまだ好きでいられるという気持ちと。

ライブで披露された新曲を始め、まだまだワクワクを届けてくれるという予感に、これまでもこれからもずっと魅かれているのだと思う。

Various Artists うまぴょい伝説 for ogakztsh

競馬への興味はほぼ無かったのだけど、出来心でウマ娘を始めてどハマりしてしまった…

特にストーリーとレースシーンがとても良い。育てたウマ娘がレースで勝つと嬉しいし、ひたむきに走る姿に熱くなったりする。
史実をある程度なぞりつつ様々な目標や葛藤を乗り越える過程が育成システムと合わさり、感情移入しやすく作られている。
他にも色々感動するのだが、総じて流行るだけの理由はあるなぁと感じた。

育てたウマ娘が最終レースで優勝するとこの曲をセンターで踊り歌う姿を見ることができるのも楽しい。
歌詞は勢いしかないし、ザ・電波ソングなんだけど、レースの熱狂とともに謎の感動を覚えるせいで、すっかりヘビロテである。

hololive IDOL PROJECT あすいろClearSky for ogakztsh

ホロライブのアイドル達が出演した、オリジナル曲オンリーのライブ「Bloom,」。
試聴してからすいぶん間が空いたが、振り返ってみてとても良いライブだったなと思う。

VTuberである彼女たちが、ダンスレッスンやボイトレを重ね、大きな舞台に立つことでアイドルとして少しずつ成長していく…
日々の配信を観ているだけでは想像もつかないような、様々な葛藤もきっとあるのだと思う。
アイドルステップを踏みながら歌い上げる彼女たちからは、未来に向かってまだまだ走り続ける決意が感じられた。

デレマスなどのコンテンツに慣れ親しんだ身としては、リアルにそんなストーリーが展開されて、ちょっと胸が熱くなったりする。

Bill Evans,Scott LaFaro,Paul Motian Autumn Leaves for ogakztsh

父親の誕生日にマッカランを贈った。
親子で一杯やりながら、思い出話に花が咲いた。

父親は僕が小さい頃、アマチュアJAZZトリオバンドでコントラバスを弾いていた。毎週末のように地域の小さなホールなどでコンサートをして、その度に連れ回されたものだが(当時はJAZZに興味なんて無かったからひどく暇だった)ピアニストの方が亡くなって以来、ほとんど弾かなくなっていた。
それが最近、数十年ぶりに弾いているらしい。

「たまには鳴らしてやらないとな」と言いながら、先日も『枯葉』の演奏動画を送ってきた。
どれだけ時が経っても、名曲は名曲のままだ。
懐かしいコントラバスの音色は相変わらず、とても心地よかった。

Ho - Kago Tea Time U&I for ogakztsh

放課後ティータイムの曲はどれも思い出とともに刻まれていて素晴らしいのだけど、僕のお気に入りはこの一曲。
劇中では唯ちゃんが憂のために感謝の気持ちを歌った曲だけど、こんなにも等身大で素直な歌詞があるだろうか…

ついついカッコつけたり、照れくさくてうやむやにしちゃったりするけど、本当に失ってしまう前に、シンプルに「ありがとう」と伝えることの大事さを、改めて考えてみたり。

リアルタイムよりやや遅れてけいおん!を観たせいで、高校卒業後に友人に「最近けいおん!観たけどめっちゃいいね」と話をしたら「いまさら?」と言われたこともあったけど、いつの時代であろうと良いものは良いものだと思う。

兎田ぺこら ぺこらんだむぶれいん! for ogakztsh

しばしば、何気なく彼女の配信を観てしまう。なんだかよく分からないが、謎の中毒性がある。気がする。

初のソロ曲ということで(作詞作曲のメンツがめちゃ豪華なのだけど、それはそれとして)何気なく聴いてしまったが、彼女の配信のように謎の中毒性がある曲でなんかリピートしちゃう。

楽しく慌ただしい曲調で目まぐるしく流れていく中、サビの
“大問題のあとには 楽しいことあるから”
“大成功のタネだと 笑え…泣いちゃうな、笑え!”
というところだけ、やたらエモいコード進行が炸裂しているのが凄く気持ちよくて強い。

一箇所だけやたらドラマチックな展開が入っている、こういうのに弱いんだよなぁ。。

Shiggy Jr. LISTEN TO THE MUSIC for ogakztsh

Shiggy Jr. 知らなかった…
初めて聴いたけどめちゃくちゃ好きだ。
これぞJ-POP!という感じがたまらない。

でも、もうすでに解散していたことを知ってしまって、出会えて嬉しいのに悲しい。。😭
とりあえず今ある曲を全て舐めるように聴きまくろうと思う。

LUCKY TAPES,kojikoji BLUE feat. kojikoji for ogakztsh

なかなか作業が終えられずに、気付くと空が白み始めている、ということがしばしばある。
静まり返った部屋で、この街に自分しかいないような錯覚さえしてしまうような時間が結構好きなのだけど、そういう時間に静かな音楽に包まれるのはもっと好きだったりする。

この曲もそんな明け方に聴いたら、なんだか妙に染みた。
「こんな出来損ないでごめんね」というほどブルーになるわけではなかったけど、そんな自分でも許してあげたくなるような優しい音が、この時間の自分には良く効いた。

PornoGraffitti ハネウマライダー for ogakztsh

ポルノ初の配信ライブREUNION。
ライブ定番として何度も聴いてきたはずなのに、今回は何故かすごく新鮮だった。
歌い出しの前に昭仁さんは「ポルノを動かしてくれるのも遠くまで運んでくれるのも君ら。君らともっと遠くまで行ってみたい」と語った。
元は人生をバイクになぞらえた歌が、コロナ禍にも負けず進む決意の歌として歌われたからかも。

ポルノはその時々で(時には歌詞やアレンジさえも変えて!)伝えたいことを音に乗せるのが本当に上手いと思う。

そんな彼らとライブで再会して、これからもずっとしがみついて、一緒に遠くまで行きたい!という気持ちを改めて実感した。
REUNION、素晴らしいライブでした!

the pillows HYBRID RAINBOW for ogakztsh

高校生の冬、寒さに身を震わせながら帰路の途中で聴いた。
レンタル屋で借りたCDをWALKMANに入れて。音質もあんまり良くなかったはずだけれど、サビに到達した瞬間、僕は完璧にやられてしまった。

歌詞を追う余裕はなかった。でも断片的に聴こえる言葉から感じる叫びと、音の熱にただ圧倒された。
日々、小さな葛藤をどこかで感じていたような多感な時期、この曲は僕に熱を与えてくれた。

“ここは途中なんだって信じたい”

自らの不遇を嘆きながらも、走り続ける彼らの音楽がもつ説得力かもしれない。
そんな彼らが結成から30年経った今でも変わらずに走り続けている姿は、僕にとって今も希望となっている。

Keith Emerson Tarkus (i. Eruption / ii. Stones of Years / iii. Iconoclast / iv. Mass / v. Manticore / vi. Battlefield / vii. Aquatarkus) [2012 Remastered Version] for ogakztsh

前の投稿でも触れたように音楽の先生からプログレをオススメされたりはしたけど、高校生の自分はJPOP、JROCKばかり聴いていて、その後特にハマることはなかった。

しかしその数年後、この曲と出会った。
一体どういう出会いだったのか本当に全く思い出せないのだけど、印象的なオルガンの音と変拍子、やたらシブいボーカルが耳についてしまって、しばらくヘビロテしていた時期がある。

まさか自分がプログレ聴くなんて…とも思ったけど、まぁ、カッコいいものはカッコいいのだからしょうがない。
もうちょっとだけ早くに出会っていれば、先生とも少しはプログレの話が出来たかもしれない。

Pink Floyd Atom Heart Mother for ogakztsh

高校時代の音楽の先生は、愛嬌のある人だった。
ふんわりボブのような髪型がとても似合っていたし、歌声は高いのに地声が低いというギャップにときめいたりもした。
年も近かったから話しやすく、昼休みのたびに音楽室に足を運んだ。

ある日先生が「これを聴くといいよ」と言って(たしか)この曲を聴かせてくれた。

20分以上あるから昼休み中には全部聴けなかったはずだし、当時はプログレをよく知らないし、掴み所のなさに新鮮な刺激を覚えたような気がするが、いまいちはっきりしない。
何でこの曲を聴かせたかったのか、本当にこの曲だったのかもよく分からないが、この牛と、先生の楽しそうな笑顔は確かに見た気がする。

PornoGraffitti 夕陽と星空と僕 for ogakztsh

学生時代、曲の歌詞が「日本語としては理解できるけど、実感がない」っていうことが多かった。

人によって感じ方も受け取り方も違うから、別にそれでも良いのだろうけど、テレビや雑誌で「大人になって歌詞の意味が分かった」という誰かのインタビューを目にするたび、いつかは僕にも分かるのだろうか? なんて、ちょっと不安に思うこともあったり。

この曲も学生時代によく聴いて、そんな思いを抱いたりした。実感が無かったから歌詞はあんまり聴いてなかったけど。

“君の形 僕の形 重ねてはみ出したものを”
“わかり合う事をきっと愛とか恋と呼ぶはずなのに”

今ふと聴いて。自分も大人になったのかもな、としみじみする…

雀が原中学卓球部 灼熱スイッチ for ogakztsh

ジャケットからザ・アニソンという印象を受けるけれども、可愛い声とは裏腹に、歌詞は青春スポ根でとても良いんだ…
“可愛さよりも強さを優先 ウフフの話はあとで”とか。
部活に懸ける真剣な気持ちがよく現れてるし、曲も一見爽やかな感じかと思いきや、徐々に熱気を帯びていって…サビで熱量はピークに!

自分は複雑なコード進行大好き人間なので、作曲が田中秀和さんというだけでどハマりなのだけど、とりあえず難しいことはさておき!
このドラマチックな展開、めっちゃカッコよくてシビれるんだよなぁ…⚡️

左右で鳴ってるピンポン球もラリーが続いてるようで面白いし🏓
何度聴いても飽きさせない、本当にスゴイ曲です。

チーム“ハナヤマタ” 花ハ踊レヤいろはにほ for ogakztsh

初めて聴いた時、衝撃を受けた。
透き通った音、ちょっと切なさを感じる情感あるコード進行に、和を感じる旋律(日本音階)が乗っかって。
調べると出てくるので割愛するが…音楽的にはヤバすぎる一曲🙏
作詞は畑亜貴さん、作曲は田中秀和さん。これ以上ない最強タッグなんだ…

アニメでは主人公たちがよさこいのために作った曲とされているのだけど、
夏の香りや湿度、青春を駆け抜ける少女たちの瑞々しさや儚さだとか…もう本当に音の端々から色んな情景や豊かな感情が浮かんでくる、詩曲ともに素晴らしい一曲。

学生時代、部活に明け暮れた夏の日々を、思い出させてくれる(遠い目)

PASSEPIED チャイナタウン for ogakztsh

大学の学園祭で聴いてから一目惚れならぬ一聴き惚れしてしまったバンド、パスピエ。
その後彼らのアルバムを聴き込んで、勢いでライブにも一人で参戦してしまうくらい、ズキュンと惚れてしまった。

『チャイナタウン』は彼らの代表的な曲で、四つ打ちのリズムに勝手に体が踊り出してしまうくらいリズミカルで、グルーヴ感がたまらん…😇

作曲を担当している成田さんはフジファブリックをルーツとして挙げられてるらしく、なるほど確かにと思わせるような独創性に溢れた楽曲が多い。
大胡田さんの魅力的な声とも相まって、その世界観に一気に引きずりこまれてしまう…

でも大丈夫。引きずりこまれたら、後は浸るだけである。

Nanawoakari ダメレオンハート for ogakztsh

友人から勧められて最近聴くようになったナナヲアカリ。
なんだか妙に中毒性のある曲ばかりで気付くとヘビロテしてることがほとんど…

それもそのはず『ダダダダ天使』などそのうちのいくつかは作詞作曲がナユタン星人。うーん、さすがです😨

この曲で一番好きなのはBメロの早口ポエトリー(?)。ガラリと曲調が変わってめちゃカッコいい!
ブレイクの後、歌詞とコード進行、ギターのリフがみんなで寄ってたかって不安感を煽っていって…
そしてその先で明るい曲調に戻る。歌詞でも肯定してくれる。巧みな作りで飽きのこない、この流れがとても好き😇
僕が思うナナヲアカリのイメージ通りの曲です!

Shin Sakiura,AAAMYYY NIGHT RUNNING for ogakztsh

アニメーションスタジオ「TRIGGER」制作によるアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』のエンディングテーマ。

こんなにカッコいいエンディングテーマのアニメがあるなんて…と衝撃を受けた。エンディングのアニメーションも非常におしゃれな色使いで、曲の雰囲気と絶妙にマッチしていて素晴らしい…🙏

アニメは『プロメア』や『天元突破グレンラガン』などの脚本を担当した中島かずきによるシナリオと、『リトルウィッチアカデミア』で初監督を務めた吉成曜による映像。
お話も面白いし、アニメーションは作画も演技も最高〜!😂(語彙力)
めちゃくちゃオススメです!

PornoGraffitti アポロ for ogakztsh

言わずと知れたポルノグラフィティのメジャーデビュー曲。

学生時代、友達と組んだバンドでやろうと試みたものの、テンションコードを多用したオシャレすぎるコード進行に技術力の不足を感じて断念😂

この曲の個人的シビれポイントはサビ!
特徴的なメロディが二回繰り返されつつも、前半と後半とでガラリとコード進行が変わるところがめちゃくちゃカッコいい。

しかも、ただカッコいいだけじゃなくて「どれだけ技術が進歩しても愛のかたちは変わらない」という変化するもの・しないものを対比して普遍的なテーマを描いている詩構造が、メロディとコード進行の関係とも一致していて、もはや美しいのです…😇