日本語ラップ史に燦然と輝くマスターピース。
PUNPEEが長い年月をかけて緻密に作り上げた空前絶後のコンセプト・アルバム(2017年)。
でもコンセプトに縛られない風通しの良さと飄々としたシニカルさを纏ってもいる。
自作に囚われないビートの審美眼、シリアスとユーモアの緩急の付け方が巧みなフロー、ヴァースの硬さとフックの甘さ、必然性を伴ったゲスト配置。
日本語ラップにはたくさんのカッコいい名盤があるけれど、ここまで徹底的にあらゆる要素を突き詰めた作品は類を見ない。
これは過去作にも収録されていた代表曲。
ヒップホップのドープさを損なわない絶妙なポップセンスが彼の美学を端的に表したアンセム。