今の音楽がつまらないという投稿を目にしたのだけれど、じゃあ昔の音楽が今より優れてるとして、昔ってどのくらい昔? 十年前? 百年前? 千年前? 一万年前? と思うし、だって、今の音楽は、古代の音楽から延々と受け継がれつつ細かいところがちょっとずつだけチマチマと変わってる、ってだけのものじゃん、と思ってしまう。音楽を愛するって、人類が音楽を楽しんできた長い長いながーい歴史を愛するってことと同じじゃないだろか。
Caroline Shawは現代音楽の作曲家でもありつつ歌もうまいし、ちゃんとポップスにもなってるし、ほんとすごいな。
息を呑むように聴かされてしまうこの曲は、「PUPARIA」というアニメーター玉川真吾さんの自主制作アニメーションについている音楽です。
2年かけてたった1人で作り上げられた3分間のアニメーションが本当に素晴らしくて、何度も見させてもらっています。
映像に魅せられながら世界観に引き込まれるこの音楽はいったい…?と思い音楽単体で聴き出したらそれもまた素晴らしくって…(ため息)
もう…語彙力が追いつかない素晴らしいの連鎖です…。
2台のマリンバと2台のビブラフォンで奏でられる繰り返しの宇宙。低い音で響き続けていた音が打楽器鍵盤の響きの余韻だったとは…
とんでもないSF体験ができます。ぜひ