台湾の友人が、「中学生か高校生の頃にチューニングみたいなアプリがあればいいのに。もっと早くあんちゃんと出会えたかもしれないね」って言ってました。
彼女は好きなバンドのライブを聞くために日本に来て、私の家に泊まりました。彼女とはGolden Melodyという音楽アワードを開催する部活で知り合い、二年間一緒に必死でビジュアルと撮影チームを回りました。一晩中おしゃべりして、たくさんの思い出が蘇り、音楽でこんな素晴らしい友達に出会えて本当に幸せだと感じました。
翌朝、チューニングの開発に夢中で楽しそうにやっているパートナーの姿が思い浮かんで、この曲を流してました。
scenic route
アーティスト
sundial
ソングライター
Chloe Copoloff, Dorothy Chan, Jisu Kim
プロデューサー
Dorothy Chan, Jisu Kim
南アフリカ出身、ベルリン在住の
シンガーソングライター。
ルックスも歌声も可憐で妖精みたい
眼ジャケ53枚目。南アフリカ出身のSSWの初作(16年作)。スペイシーな眼ジャケとは裏腹に、かなり地に足の着いた渋みのある作品。アコースティック主体で、インディフォークだと当初思ったが、この渋みはブルースと呼んだ方が適切ですね。
モノトーンな路地の情景が浮かぶハスキーな歌声と、聴き手の方向感覚を失わせるような夜霧の演奏が完璧にマッチしているこのタイトル曲が掛け値なしに素晴らしい。音響的かつ即興的なラストの演奏を聴くに、デビュー作とは思えない。最新作が出てるので聴いてみよう。
Alice Phoebe Lou
南アフリカ出身、現在はドイツで活動中の女性シンガーソングライター、アリス・フィービー・ルーの2021年『Glow』より。
すべての工程をアナログで行ったこの作品は、どこか生々しい立体感を持ちAORやジャズの要素を醸す。
それがレトロなのかというと、より現代的な浮遊感でどこか青葉市子さんの世界観を思い出す。
マジで全曲良い。溶ける。南アフリカ出身、現在はベルリンを拠点とするSSWの最新作。
ドリームポップ、スロウコア、ネオフォーク、フレンチポップといった要素を、ジャジーかつ艶やかな音像でまとめあげた、あまりにも美しい佳作。
ちなみにカネコアヤノや青葉市子との共演経験もあるとか。納得。
3月のアルバム楽しみ
この人は生命力あふれていて本当に素敵