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自分用 備忘録

ヨルシカ レプリカント for fore

フルで聴いたら惚れ込んでしまった。視聴では刺さらなかったのに!
この曲の美しさは間奏とラスサビに詰め込まれている。

「それでも空は酷く青いんだから それはきっと魔法だから」
ナブナさんが「魔法」という言葉を使うことに驚いた。
何があろうと空は綺麗で、その変わらなさはきっと魔法。少し音楽に似ている。いつだって大好きな音楽は綺麗で、それをいつでも鑑賞することが許されているのはある意味魔法のような奇跡に近い。

「その時にやっと分かる 僕もその青さが分かる」
救われる言葉。いつか私にも青さとその美しさが分かる時が来るのかな。ナブナさんがそう言うならその時まで生きてもいいのかもしれない。

ヨルシカ ノーチラス for fore

私にとってこの曲はヨルシカとの出会いの曲だが、ヨルシカという作品においてもこれは「始まりの曲」らしい。
波の音から始まるMVに感性が揺さぶられたことを今でもよく覚えている。
少し特別な時、ただ音楽の世界だけを見ていたい時、メロディ、歌声、歌詞、MV全て合わせて美しさに浸る。
お気に入りの曲には大体好きなフレーズや歌詞があるが、珍しくこの曲にはない。
その代わり、自分とノーチラスの出会いを思い出して、ただゆったりと流れる心地よい音楽全体を楽しんでいる。こんな楽しみ方もありだと思う。

ヨルシカ だから僕は音楽を辞めた for fore

ヨルシカを代表する曲を選べと言われたら迷わずこれを選ぶ。
アルバム全てを包括する、ヨルシカという一連の作品の核となる曲。
月光ライブで冒頭のバスドラムを生で聴いた時の興奮は一生忘れられない。心拍のように全身に響く音の後、鬼気迫るようなsuisさんの歌声が畳み掛ける。

「化け物みたいな劣等感」この言葉が響く人はきっと自分とどこか近い部分があるんだろうなぁ。

「考えたって分からないし」という歌詞にどれだけ救われたか分からない。前向きなことなんか言われたってどうにもできないとき、この言葉だけが隣に在る。
きっとこの曲だけは、どうしようもない自分をどうしようもないまま肯定してくれる。

ヨルシカ 歩く for fore

出だしから心を掴むロックサウンド。この曲を構成する全ての要素がストレートに刺さる。
数多あるヨルシカの好きな曲の中で、メロディが一番好みなのはこれ。
盗作あたりまでのヨルシカでは、重く繊細な歌詞を、アップテンポなギターやドラム、鍵盤に上手く調和させた曲が多い。ここにナブナさんの真骨頂があると思う。
最後の「今でも、エイミー」を切なく歌い上げるsuisさんの声が堪らない。