NFunkallero
Naoto.Funkallero
90年代オルタナ〜インディーらへんが1番好き。ポッドキャストやってます→ https://linktr.ee/ZTameiki
この曲のベースラインを初めて聞いた時の衝撃が忘れられない。こんなベーシストが日本から出てくるのか、と。
一度聴いたら頭から離れない、シンプルかつ強力なフレーズ。それでいて、決して主役であるボーカルを邪魔しない。徹底的に意識された音価の背景に、真摯なプレイへの哲学が見えるような素晴らしい演奏。
彼が初めて表紙を飾った、2017年3月号のベースマガジンは買わずにはいられなかった。記事を読むと、彼が様々な先達の演奏を研究し、それをしっかりと消化し、再解釈してアウトプットしていることがよく分かる。
突然の別れはショックだが、彼から受けた影響を自分もしっかり消化して、いつか形にしたいと思っている。
“泣きたくなるくらい 青い青い青い青い空だ”
先日、吉祥寺のクラフトロックサーキットというイベントで聴いて以来めちゃくちゃリピートして聴いている。
一度聴いたら忘れられないグッドメロディー。
早速、自分の日常の中に溶けて込んでくる。
“泣きたくなるくらい青い空”というのは確かにあると思う。
“だからもっと 空はもっと 僕のために晴れろ!”という歌詞と、振り絞るような歌が響く。
「この人生というドラマの、主人公はいつだって自分なんだ」と、改めて思い知らされる、そんな曲だ。
15歳、なけなしの小遣いを全額叩いてiPod touchを購入した。とりあえずインストールしたTwitterで“レッチリ”というワードが話題になっているようだ。TLを眺めていると、どうやらアメリカの有名なバンドで、今度Mステに出るらしい。テレビでパフォーマンスを観たが、その時は「へえ、今海外ではこう言うバンドが売れてるのか」くらいにしか思わなかった。
多分ファンなら共感してくれると思うが、ろくに英語も分からない日本のガキがレッチリなんて到底理解できるはずもない。歳を重ねて、じわじわハマるバンドの代名詞だと思っている。少なくとも、”Charlie”の意味が分かるような歳になってから、だ。
ビル・エヴァンスの曲を初めて聴いたのは、高校入学後間もない頃だったと記憶している。ロック少年だった自分が、ある日ふと思い立って、ジャズのコンピレーションアルバムをレンタルCD店で借りたのが始まりだった。
この曲に出会ったのは、それからしばらく後の話だが、この印象的な、フェンダー・ローズの美しいイントロを初めて聴いた時の、あの耳が蕩けるような感覚が忘れられない。
トリオが絡れながら次第にヒートアップしていく展開は、深夜高速を駆ける、“全く危なげのない危険運転”とでも形容できる、矛盾したイメージを連想させる。
この“半端ない半端さ”を個人的に気に入っていて、SNSでの個人名に拝借している。