生きたいが死ねと言われ
死にたいが生きろと言われ
深すぎる...
ピノキオピーの新アルバム「ラブ」の中でも一番のお気に入り。
僕の関心事の一つに「ポリティカルコレクトネス」がある。正確には、その本質的難しさに、関心がある。
その問題に、圧倒的ピノキオピー的パワーで表現したのがこの曲だと僕は思っている。
息が詰まる→息を止めると、ノブレスオブリージュ→ノンブレスオブリージュと対応させるとか、天才の発想ではないか。表現力に脳がしびれる。ぼくの感性の延長線上にいる、そんな気持ちにさせる。
サウンドのクオリティも凄い。サビ部分の独特のリズムの踏み方は耳に残るし、「息を止める」の連呼はボカロの良さが光る。
ともかく、ピノキオピーは最高というのを再確認できる曲。