MANTRALのアルバムの中で一番好きな曲。「何かを失った僕らは、まだ失ったものを探している」というテーマと、「2+2=5」というテーマの二つ。でもGalileoGalileiはやっぱり前者ではなくて後者が主題かな。どう人が立ち向かっていくとか、どう人が回復していくかとか。普通の言葉では届かない部分をメロディに託している感じ。「2+2=5」の「2」は、私と失ったもの、彼女と失ったものの2かなぁと。その2同士が出会うことによって、失った何かが、分かり会えないと思っていた何かが、互いに似ているゆえに初めて共有される。互いの失ったものはそのままありながらも、そこには共有された何かが1プラスされる。