#タワレコメン
2015年1月『On Your Own Love Again』
サンフランシスコ出身のSSWジェシカ・プラット。
この独特な甘い声でリスナーを酔わす、アシッドフォークが魅力だ。
ひとり時間やゆったりと過ごしたい時に優しくかけたい一枚。
ジェシカ・プラットのセカンドからのファーストシングルで、プラットはシンプルなセリフで幕を開け、即座に親しみやすい感情の重みを表現している。
Sometimes I pray for the rain (時々、私は雨を祈る。)
ティーンエイジャーの日記に何度も書かれているようなフレーズだが、彼女の声は優しく、真剣で、ぴったりなのだ。
ギターのナイロン弦が静かに鳴り響く中、心痛を伴う緩やかなイメージを繰り返し呼び起こすのは容易なことだろう。定かではない関係が彼女を空虚な気持ちにさせたのだ。
Drag Cityからリリースされた2015年作。
70年代の隠れた名盤と言われても何ら違和感の無いこの佇まい。ちょっとクセのあるキュートな歌声が魅力的。