フロイドのWish you were hereより。
表題曲も好きだけどやっぱこれがほんとに好き。
ブルージーなギルモアのフレーズにためにためて入るボーカル。本当にたまらなく渋くて、切なさも憂鬱も、様々な感情が混ざってる感じがする。シド・バレットの件を知ってるとなおその想いが強まり、いつの間にか涙が出そうになる最高の1曲。
というか狂気のプラネタリウム宮城にも来てくれ!!
🙏フロイドもといこの盤初見の方は必ずフルで聞いて欲しいです!!想像より多分3倍は長いです!🙏
最初の一音から涙も枯れた悲しみであるかのような、解きほぐしようのない感情が音になるとはこういうことなのだろうか。ここで表現される心の有り様に触れて感じるのは、安易な共感とかではなく、何というか自然への畏敬みたいなものに近く、何とも表現できない。そんな異形さがある。
アルバム全編だと、シニカルさが出ている所もある分、この曲やタイトル曲の陰影がより色濃く印象を残すように思う。
個人的に"Dark Side Of The Moon"より本作をよく聴く。今聴いて音楽的に革新性のある作品ではないが、聴き手に深く楔を打ち込む、そういう意味で残るであろう作品。
ピンク・フロイドは、アルバム「アニマルズ」辺り迄が好きですね。
特に精神障害を起こして脱退した初代ギタリストのシド・バレットに捧げられたと思われるこのアルバム「ウィッシュ・ユー・ワー・ヒア」は私が思うに最高傑作です。
デビッド・ギルモアのブルージーなギターも大好きです。