個人的に年の瀬を感じる名曲。7作目(08年作)の最高に渋い幕開けを飾っています。
坦々とした演奏がまず素晴らしく、帰宅するはずなのに何とも焦燥を帯びる絶妙なテンポが、繰り返される生活の閉塞感にもリンクしているかのようです。その救いの無さをほんの少し和らげる"独り言つぶやいたなら 詠み人知らずの歌になる"という一節と、清らかな地下水のようなピアノの印象的なフレーズが沁みます。
結局なんで年の瀬を感じるかというと、このテンポが忙しなく時が過ぎていく師走を彷彿とさせるからかもしれません。
突発!好きなアーティストのまだ上がってない(ry
7は全体的に好きなんですけどね。