Ralph Townerの82年作。全てTownerによる多重録音という信じ難い作品で、ギター職人というイメージで聴くと見事に裏切られます。
もちろんギターが主軸になる曲が多いですが、ギターレスでもしっかり聴かせるくらいに練られた楽曲ばかりです。印象的なのがシンセサイザーで、この曲や2曲目なんかは他の音を取っ払うとGigi Masinみたいな清らかな音が鳴っているのが衝撃でした。
ジャケットは彼の作品の中でも指折りの美しさではないでしょうか。それに違わぬ音を完璧に出してるからため息しか出ません。
実家近くのハードオフで本作含むTownerのLPを3枚も入手してしまいテンションぶち上がりです。